外反拇指、サポーターやテープでも治らないあなたへ
長いこと外反拇指で悩まれているという方いらっやいませんか?
中には小中学生から発症してずっと今まで辛い思いをしている
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
一般的に外反拇指は靴が悪いとか、遺伝とか、性別とか
原因については諸説あります。
しかし実際は性別も男女共になりますし
年齢もまちまちなのでこれらが原因で無いこともあります。
サポーター&靴色々試してみた
痛みが出ないように先の広い靴を買ってみたり、クッション性のある運動靴を
試してみたり、またはサポーターで足の補助をしてみたりと
色々と今までやってみた方もいらっしゃると思います。
痛みは体のサインですが
ずっと続けばストレスになります。それを避けようと色々と努力するのに
痛みは中々引かず、どんどん悪化してきて今に至るという方はかなり多いものです。
特に女性の方は痛みと同時に好きな靴を履いて出かけることができないと
いった悩みを抱えている方も多いようです。
当院に来院されている方も子どもの頃の早い段階から
外反拇指に悩まされていて、テーピングやサポーターなど色々と
試されたけれど、根本的には治らずに来られたという方が沢山いらっしゃいます。
では 何故サポーターやテーピングで完全に治らないのでしょうか?
(もちろんこれらのもので痛みが消失することもあります)
それはこれらのサポートするものは足に痛みが出にくくするものではありますが
足自体を治すためのものではないからだと言えます。
確かに足を正しい状態に近づけて、負担を減らし自然とからだが回復することで
痛みが消える場合もあるのですがまた再発することもあります。
根本的に良くするには
では根本的に良くするにはどうしたら良いのでしょうか?
それはまず外反拇指のメカニズムを知るところから始めなければなりません。
外反拇指は簡単に言うと足の筋力の退化です。
特に足の親指の間の筋肉が使われていないために筋肉が硬くなり
結果足を引っ張って親指が外側に開き痛みを誘発するのです。
ですから良くするためにはまず硬くなった足の筋肉をほぐしてから
落ちた筋力をつければ次第に痛みが引いてきます。
初めの内は長年硬くなった筋肉をほぐすので少し痛みがあるかもしれません。
しっかりと柔軟性と筋力を取り戻していけば
確実に変化していきます。症状に個人差があるので重い場合は何カ月もかかることも
あります。しかし人間はいくつになっても体を戻そうとする自然治癒力
というものがあります。ですから諦めないでください。実際に手術が必要と言われていた
患者さんも痛みが消失した方が沢山いらっしゃいます。
トレーニング自体は地味なものですが。継続は力なり。
ケアを続けることで明るい未来が手に入ることでしょう!
足の指ほぐし
では実際に足の指をほぐして筋肉をゆるめてみましょう。
指と指の間の筋肉を自分の指を使ってほぐしていきます。
少し痛みがあるぐらい強めにしっかりとほぐしましょう。
ここで一度左右で硬さを比べて見てください。
いかがですか?
どちらか片方のほうがより硬かったり、痛かったりするのではないでしょうか?
特に症状のある方が硬かったり痛いと思います。
これが左右差です。この硬さがなくなって左右とも同じように柔らかくなって来ると
足の状態は解放へと向かっていきます。
ポイントは骨の際までしっかりとゆるめてあげることです。
骨に押し当てて摩りあげる感じですね。
痛みのない生活へ
痛みがあるときはどうしても気持ちが塞ぎこんだりネガティブになりがちです。
そういう時こそ体の小さな変化に意識を向けてください。・
数日前より痛みが和らいできた。少し柔らかくなった気がするなど。
小さな変化の積み重ねが大きな変化をもたらします。
このように数日前、数週間前、数ヶ月前と変化を観察していきましょう。
どんな方も何かしらの変化があると思います。
痛みより変化に意識を。これが大切なことです。
もう一度履きたい靴を履いて快適に街に出られる楽しみを思い描きながら
トレーニングしていきましょう!同じように悩んでいた方も多くの方が結果を出しています。ですからあなたも大丈夫です。
このブログでは毎回 外反拇指で悩んでいる方に向けてトレーニング方法などを紹介しています。全部をしなくても何か一つでも続けることをしてみてください。
もちろんお手伝いをしますので、外反の事で悩んでいたらいつでもご連絡ください。
- カテゴリ: 外反母趾症状記事
- 投稿日:2015.11.10
- 投稿者:ashiyubi-kingdom