外反母趾とテーピング
「歩くのが辛い」「好きな靴が履けない」「庇っていて歩き方がおかしくなった」
などの悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?
外反母趾になると炎症を起こしたりして何もしなくても痛む事もあります。
病院でレントゲンを撮っても特に痛み止めやシップしか処置がなかったりと、
どこに頼って良いかも分からない人も多いかと思います。
またひどい場合は手術を勧められることもありますが、骨を削るという手術には不安が募るものです。
実際手術をしても痛みが変わらなかったり、それが元となってほかの部分に痛みが出たりする場合もあるのです。
外反母趾は治るのか?
では実際外反母趾は治るのでしょうか?結論から言うとかなりの確率で良くなると思います。
ただ状況においては根気が必要になってきます。しかし
しっかりとそのメカニズムを把握して努力を重なれば必ず好転していくはずです。
それではまず外反母趾とは何かをしるところから始まります。外反母趾とはそもそも足の指の退化です。
足の指と指の間の筋肉をしっかりと使えていないために筋肉が弱体化して支えられなくなり
結果として一番負担のかかる足の親指に痛みが出ている状態それが外反母趾の正体です。
一番はきちんとした歩き方ができていないことですが、歩くこと自体をしていないことにも問題があります。
ですからきちんと固くこわばった指の筋肉を緩めて、
正しい歩行を心がけることによって外反母趾の痛みは改善していきます。
まずは緩める
まずは足の指の間の筋肉を緩めるところから始めましょう!
足の指と指の間の筋肉を強めにマッサージするように緩めていきます。
初めは少々痛みがあるかもしれません。しかしそれが凝り固まっている証拠です。
しっかりと指の間の筋肉と骨の際を引きはがすように緩めてください。
それから足をグーパーするように動かすのも大切です。左右でやりにくい方を多めに行ってください。
ここでのポイントは指先だけを曲げ伸ばしするのではなく、足の指の付け根から曲げ伸ばしするということ。
開くときも指を反らすというより指を横に広げる事を意識してください。
しかしまずは難しく考えずに指の間を柔らかくするという事だけを考えてしっかりと毎日行ってください。
この毎日行うという事が大事な事になってきます。
まさに継続は力なりです。
小さな努力の積み重ねが結果大きな力となります。
テーピング
さあ指をほぐした後にはテーピングも有効です。
これも色々なテーピング方があると思いますし、沢山あげると覚えるのが難しかったり伝わりにくいこともあると思いますので、
一番大切な箇所だけをお伝えします。
一番大切な箇所とは、指の付け根から足の甲にかけての部分。中足骨と呼ばれる部分が
一番重要な部分です。この部分が不安定になることで親指に負担がかかって来るのです。
ですからまずはこの部分を補強して負担を減らす。これから始めてみましょう!
図にあるように指の付け根に市販のテープを少し柔らかめにぐるりと巻いてください。
本来は寝るときは外して昼間行動する時をメインにテープをするものですが、緩めのテープなら寝ている時でも大丈夫です。
軽いモノならテープだけでも良くなることもあります。
しかし一番重要なのは先ほどあげた指の間の筋肉を正常に戻すことなので必ず体操やマッサージとセットで行ってください。
テーピングをすることで相乗効果を出すことが狙いなので、しっかりと運動を続けてください。
それからテープでかぶれたりしないように1日ごとに交換することも注意してください。
まずはやってみる
悩んでいる人の中にはまだ行動していない人や諦めている方もいるようです。
どうせ治らないとか何をして良いかわからないなど。まずは行動してみてください。
実際に諦めていた人が良くなった症例は沢山あります。
一つ一つは地味な運動やテクニックかもしれませんが一歩ずつ着実に変化が出るものです。また以前のように好きな靴を履いて、
すきな場所へ出かけられるように痛みからの解放へ向けて頑張って行きましょう!
当ブログではそんな貴方を応援しております。
効果のあるテクニックや症例を随時紹介しております。
何かありましたら一度ご相談ください。
- カテゴリ: 外反母趾症状記事
- 投稿日:2016.01.06
- 投稿者:ashiyubi-kingdom