「外反母趾はヒールの高い靴でなる」は間違いなんです!!
歩くときに痛かったりする外反母趾ですが、どうしてなるかご存知ですか?
外反母趾は、骨をつないでいる靭帯がゆるみ、足裏の筋肉が衰えて足のアーチが崩れることによりおこります。
ではなぜ靭帯が緩んだり、筋肉が衰えたりするのでしょうか?
外反母趾は、昔よりも現代の方が患っている方の多いイメージがありませんか?
実際そうなのですが、どうしてなのか疑問に思いませんか?
理由は簡単です。
昔の人のほうが足底の筋肉をきちんと使った生活をしていたからです。
一昔前は下駄や草履をはいている人が多かったですよね。
私は夏によく履きます。
履くと足底がすごーく疲れたことってないですか?
実はこれが、足底の筋肉が衰えている証拠なんです。
下駄や草履は、鼻緒で足を靴底にしっかりと固定しています。
固定することで足の筋肉が踏ん張れるようになるので
立つときや歩くときにしっかりと足底から指先まで力が入るのです。
この状態だと、足は自分の筋力や靭帯で足の骨を支えてアーチを保つので
外反母趾などにはなりません。
しかし、現代人は下駄や草履よりも靴を履きます。
中々足にあった靴を見つけるのが難しくて
ちょっとブカブカした靴を履いたり、
逆にきつ過ぎる靴を履いた経験はないですか?
ブカブカした靴では足の筋肉はしっかりと靴底に固定されないために
踏ん張ることができません。
またブカブカだと足の指先を靴の上面にスリッパのように引っ掛けて歩くので
足の指が地面にあまりつかない「浮き指」になったりします。
この状態が続くと足の筋肉は衰えていきます。
また窮屈すぎる靴の場合だと、
靭帯が固定して支える以上に靴が足の骨を締め付けます。
そうなると靭帯が緩んできたり、筋肉が衰えたりするのです。
そして衰えた足の筋肉や緩んだ靭帯は骨を支えておくことができなくなり、
外反母趾だけでなく様々な足の悩みとなっていきます。
なので
『ヒールの高い靴を履いていると外反母趾になる』
というのは間違いなんです!!
『足にあっていない靴を履いてきちんと踏ん張れない状態で生活している』
ことが問題なんです!!
外反母趾を改善するには足の筋肉や靭帯がしっかりと
骨を固定することができている状態を作ってあげることが
とても大切です。
そうすると衰えた筋肉がきちんと動くようになり、
足底のアーチが回復します。
足底のアーチが回復すると外反母趾は改善していきます。
今外反母趾で悩んでいる人は老若男女問いません。
元々は筋力の弱い女性の悩みであるイメージが強かった外反母趾ですが、
現在は男性患者さんも多数いらっしゃいます。
まだまだ女性の方が多いですが、
現代はあまり筋肉を使わない生活になってきているので
今後は男性患者さんが更に増えていくことが予想されます。
自分に合った足に優しい靴を履いて、
筋肉の衰えを防止して、
外反母趾にならないようにすることが一番理想的ですね。
ではすでに外反母趾になってしまったら…?
そんな時は骨盤王国におまかせください!!
衰えた足の筋肉は血行が悪くなっているためにガチガチに固くなっています。
骨盤王国ではその筋肉にしっかりと血が通って
踏ん張ることができるように施術をしていきます。
外反母趾の施術は最初は痛みを感じますが、
筋肉が元のしなやかさを取り戻すにつれて
痛みは薄れていきますのでご安心ください。
また、体全体のバランスで筋肉が弛緩している場合も考えて
全身のバランス調整も必要があれば行っていきます!!
少しでも興味をもたれた方はお気軽にお問い合わせください!!
- カテゴリ: 外反母趾症状記事
- 投稿日:2014.12.04
- 投稿者:ashiyubi-kingdom