外反母趾の3つの原因とは?
私は外反母趾? そもそも外反母趾とは?
基準としては足の指の外側の角度が15度以上ある人のことを外反母趾といいます。
15度~25度未満が軽度、25度~40度未満が中度、40度以上が重度
となります。
(足の親指の骨から真っ直ぐに伸ばした線と親指の角度)
もちろん15度以下でも痛みがある人もいますし
基準として便宜上はこのような区分けになるということです。
あなたの足はいかがでしょうか?
普段痛みはないが結構角度があるという方は要注意です。
痛みというのはある一定のラインを超えると出てきたりするのもです。
地震と同じで歪があるとある日ドカンと!出てくることがあるのです。
そのあためにこういう基準があると、自分が実際正常なのかおかしいのかが分かると思います。ですので角度が開いている方はちょっと気にしながら読んでいただけたらと思います。
なぜ角度が変わる??
ではそもそもなぜ足の形が変わってしまったのか?
生まれつき変形をしている人を除けば、後天的になにかしらの要因があって体の形が
変わってきたと思われます。遺伝なのか、靴のせいか、歩き方か??
さまざまな要因が絡まっている場合も多いですが一番大きな原因は運動不足による足の退化だと言われています。
足は退化する
どういうことかというと。外反母趾の人はまず足が偏平足ぎみになり、グーパーしたりするなど動きがしにくくなる傾向にあります。これは足の指の間の筋肉を使っていないことにより硬くなることで起こる現象です。
簡単に言うと歩くことが少なくなってしまっているということですね。車や電車などを使うことで歩く頻度が減ることで使わなくなった足の筋肉が退化して硬くなり、骨を引っ張ることで変形が始まるようになります。その結果が外反母趾だといえるのです。
では先ほど上げた他の要因はまったく関係ないのかと言うとそうでもなく
例えば遺伝によって足の形や骨、筋肉の質などは遺伝すると言われています。その結果外反母趾になりやすい(負担のかかりやすい)足というのは考えられますが、生まれつきや幼少期からの痛みでなければ根本原因にはなりにくいものです。
靴に関しては遺伝以上に影響力はあります。特に先のとがったヒール。これはつま先の形状というよりもむしろ踵が高くなってつま先が低くなるその構造に問題があります。歩くときに指の付け根に極端に負担がかかることで足の指が開くことが一番の原因となります。
この開いた足を開帳足と言い、指が横にベタッと広がったような足になってしまいます。
こうなると外側の親指により負担が流れて痛みが出やすい状況になってしまいます。
このように靴なども影響はあります。
しかし一番の原因といえばやはり足の筋肉の硬縮です。
ですから改善するためにはその逆をしていく必要があります。
外反母趾をよくするために?
退化した筋肉を元通りに戻せば親指の負担は減って痛みは自然と良くなって行きます。簡単にいえば指の間の筋肉を解して柔らかくした上でトレーニングをして筋力を戻せばよいのです。
間の筋肉をほぐす
これは骨の際にある筋肉を剥がすように、硬いところを重点的にクリームなどを塗って緩めていけばOKです。そのさい固まっている所を和らげるので痛みが出るかもしれません。
ちょっと強めにしっかり解していくのがポイントです。
親指と人差し指の間以外の指も全体的に緩めてください。
痛みが出るのは親指ですが体は密接に繋がっているので足全体にアプローチした方が結果に繋がります。
筋力をつけるためにするべき運動は簡単なものでは足の指をグーパーする運動
足の根元から曲げて反らさずに横に広げるのがポイントです。
その他にはタオルを指で手繰り寄せるのも効果的な運動です。指を曲げ伸ばしする事を意識てきに行うのが大切です。これにより普段動かしていない筋肉に力が戻って来てしっかりと足の指を使って立ったり歩いたりできるようになるのです。
退化を進化させる
このように動かなくなった指の筋肉に柔軟性をつけて力を取り戻して行けば、親指にかかる負担が減り痛みが徐々に消失してくるはずです。地道な作業の繰り返しですが一歩一歩努力をしていけば必ず結果に繋がるはずです。頑張って痛みの無い未来を手に入れましょう!
- カテゴリ: 外反母趾症状記事
- 投稿日:2016.04.07
- 投稿者:ashiyubi-kingdom