外反母趾になりやすい足の形がある!?
外反母趾って何?
外反母趾とは、足の親指が人差し指の方へと曲がって関節(第一中足趾関節)が
変形した症状のことを言います。多くの人が勘違いをしている、足の付け根の骨が出てくることではありません。
医学的には、外反母趾の症状は外反母趾角(HV角)が15度以上になった状態のことを指します。
欧米などのもともと靴を履く文化がある国では外反母趾の症状は古くから報告されており、
200年ほど前から治療の対象とされています。
日本でも近年靴生活になったことや女性が社会に出て働くことが多くなったことで、患者数は急増しつつあります。
また、少し前までは先の細いハイヒールを履いている女性に症状が出やすいと考えられていましたが、
最近では男性や子どもでも発症しています。
これまでの投稿を見られた方は分かると思いますが、外反母趾にも6つの種類がありましたね。
1、靭帯性外反母趾
2、仮骨性外反母趾
3、混合性外反母趾
4、ハンマートゥ性外反母趾
5、IP外反母趾
6、病変性外反母趾
の6つです。詳しく知りたい方は「外反母趾の6つの種類と改善法」をご覧になってください。
前回までで、外反母趾に対する原因はたくさんあげてきたのですが、元々外反母趾に
なりやすい足の形があるのです。皆さん自分の足と見比べてみてください。
エジプト型
足の親指が一番長く、小指にむけて短くなる形です。
日本人の約70%がこのエジプト型と言われています。
エジプト型は外反母趾になりやすい足型です。
ギリシャ型
人差し指が足の親指より長い形です。
指が曲がりやすく、ハンマートゥになりやすい足型です。
スクエア型
親指から中指までがほぼ同じ長さで四角に近い形です。
日本人では珍しい足型です。
この三つが足の種類になり、そのうちエジプト型とギリシャ型が外反母趾になりやすいという結果です。
ただ、スクエア型自体日本人には珍しいので、日本人は外反母趾になりやすいといえるでしょう。
もちろん足に合わない靴を履く、足底筋の筋力低下が一番大きな原因となるので、
エクササイズやマッサージ等は、自分で行える範囲でしっかりやっていきましょう!
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Hohmann運動
一般のよく知られる運動療法です。左右の親指にゴムバンドをひっかけ、
両足を扇形に広げるストレッチで、外反母趾で固くなってしまった親指の
関節や周囲の筋肉を柔らかくします。
タオルギャザー
タオルを足元において、指の力だけでタオルを端から手繰り寄せる運動です。
足裏や足指の筋肉を鍛え、外反母趾や偏平足の症状を改善します。
足底や足指の筋力を保つ効果もあるとされています。
私達日本人は生まれながらにして外反母趾になりやすいのです!
その上で、足の運動をしなかったり、窮屈な靴を履いたりしていればなおさらです。
皆さん外反母趾なんじゃないかとお考えの人は今のうちにしっかりケアをしておきましょう!
福岡 整体 外反母趾 足の種類
- カテゴリ: 外反母趾症状記事
- 投稿日:2014.12.25
- 投稿者:ashiyubi-kingdom