スキーやスノボでの足の痛みは外反母趾だった?!
今年も残りわずかとなってきましたね。
スキーやスノーボードなどのウインタースポーツを楽しんでいる方も多いと思います。
さて、そんなスキーですが、スキー中の足の痛みで悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
硬いスキー靴に親指や小指が当たって痛み、思うように滑れないという方、その痛み、外反母趾・内反小趾かもしれません。
外反母趾は足の親指の付け根が小指側に変形する症状をいいますが、内反小趾は逆に小指が親指側へ変形する症状をいいます。
内反小趾は小指だからといって、外反母趾ほど指が変形しないなんて思わないでください。痛さを我慢して「自然に治るだろう」と思っていると、外反母趾と同じように酷い症状になる場合もあるからです。何事も早め早めの治療が大事です。
冬季オリンピックで輝かしい功績を残したスキー女子モーグル選手の上村愛子さんもかつて外反母趾の症状に悩まされていたそうです。
一時期は外反母趾が原因で引退も考えたというほど、その症状はひどく、変形した足がスキーブーツから飛び出してしまいそうなくらいだったと聞きます。
足の歪みは体の歪みといいますか、全体に悪影響を及ぼしてしまう症状です。
上村さんも、症状がひどい時は足をひきずるように歩いていたり、試合前になると痛み止めの薬がかかせなかったようです。
では何故スキーやスノーボードで外反母趾や内反小趾が引き起こされるのでしょう??
新しいスキー板を横から見ると、センターが反り上がっていますよね?
これは、ある種ばねのような役割をして、衝撃を吸収したり、逆に力を加えやすくする働きがあります。
このスキーの板のたわみと当ブログに何度も登場している「横アーチ」が同様の役割を果たしています。
スキーやスノーボードのように、体重を前にかけ過ぎる動作を繰り返すと、
体の重さに負けてつぶれていってしまいます。
そうすると、通常の外反母趾と同様に、足が横に広がり、硬いスキー靴に当たることで、痛みが発症、繰り返し圧力が加わることで、変形が助長されてしまうというわけです。
また、「右足ばかり使ってしまう」「足の指が縮まって、変に力を入れてる」
といった滑り方も要注意です。
ですから、スキーでは体重をのせる「正しい位置を知る」「その位置にのせる能力を身につける」という事が大切です。
それが身につくだけで、ケガ防止に役立つし、のる位置が良ければ、スキーのコントロール性が上がってくるでしょう。
今季、スキーやスノーボードを楽しむ予定の方、痛みが出た際は「大丈夫だろう」とそのままにしておかずに、早めのケアが大切です。
外反母趾や内反小趾などのひどい変形に進行してしまう前に、当院でしっかり治療してウインタースポーツを楽しみましょう。
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- カテゴリ: 外反母趾症状記事
- 投稿日:2015.01.03
- 投稿者:ashiyubi-kingdom