なぜ子供でも外反母趾になるのか!?
骨盤王国が明日の朝10時頃、TNCのももち浜ストアの「水曜マイスター」に出演しました。
放送後からたくさんのお問い合わせありがとうございます。
また、たくさんの予約に対応できておらず、ご迷惑をおかけいたしております。
至急対応できるよう最善を尽くします!
外反母趾は、女性が発症しやすい疾患だといわれています。しかし最近、多くの子どもたちが外反母趾を発症しています。
ハイヒールを履くこともない子どもたちが何故、外反母趾を発症するのでしょうか。
そこには、3つの理由が考えられます。
○子どもたちの足裏筋肉の減少…
裸足で走り回る機会は、ほとんどなし/室内や芝生など、安全な場所しか歩かない/幼い頃から、
靴や靴下を履く→足の裏の筋肉群(=靭帯)は著しく低下→足の裏の横アーチ・縦アーチが崩れる
→子どもの頃から開帳足や偏平足になる→そうした子どもたちの足の裏の異常が、外反母趾を引き越しているのです。
○骨の成長…
子どもたちは大人と違い、成長の度合いが目を見張るほど著しいといえます。それは、骨の成長も同じことです。
そして子どもたちの骨は成長段階であり、柔軟性も兼ね備えています。仮に両親が子どもたちの足の大きさに気付かず、
細く小さい靴を履かせ続けたら…当然、骨はその形状として成長することになります。もちろん骨の成長と共に、
足をしっかり支える靴を履けば問題ないのですが…
○不自然な靴…
ここで、子どもたちの外反母趾になる一番の原因と考えられる…靴の問題が出てきます。
「どうせすぐ大きくなるから、もう少し履かせよう」…こういうママがいるとすれば、子どもたちにとって
不幸極まりないことだと思います。
特に最近の子どもたちの靴といえば、厚底靴/ミュール/サンダル等々…大人顔負けのデザイン志向の靴が流行っています。
そして、大人はツイツイそうした靴を買い与えてしまう傾向に…。
しかし、そういった靴を履くこと自体、子どもたちの足の痛みや変形を引き起こしているのです。
外反母趾に限らず、足のトラブルは「靴にあり!」と断言してもおかしくありません。
そして成長過程にある子どもたちが外反母趾を発症しないためにも、
デザイン性で選ぶのではなく安定性に優れた靴を選ぶべきなのです。
ここで、子どもたちの靴を選ぶためのチェックポイントを明記しておきます。
1.通気性がよく、中敷がある靴
2.踵が十分硬い靴
3.ヒモ靴、もしくは脱着ベルト式の靴
4.つま先が反っていない靴
5.靴底が真中でグニャグニャ曲がらない靴
6.靴底が硬く、足の指部分だけ曲がりやすい靴
大人にとっても子どもたちにとっても、足はすべての体重を支える土台です。
そして、健康な人間は足の裏も丈夫です(=地に足が着いている)。
もし子どもたちが外反母趾を発症していれば…肉体的苦痛だけでなく精神的苦痛をももたらしてしまいます。
そうした子どもたちが増えないためにも、両親は足をしっかりチェックする必要があるのです。靴に気を使う必要があるのです。
そして、子どもたちが「足が痛い」と叫んだら、すぐに治療院で診察を受けさせる必要があるのです。
子どもたちを外反母趾から予防するために、靴選びがいかに重要であるかは前項でも明記しました。
そして、それは大人にとっても同じことです。
事実、外反母趾の初期症であれば、正しい足の知識&ケア…そして靴選びだけでも、
現状の症状を悪化させないようにすることができます。
つまり、私たちは自分自身の足の形・指の長さ・足の横幅などをしっかり把握し、
ジャストフィットの靴を選びさえすれば、外反母趾を防ぐことができるのです。
・靴の先端が、極端に細い靴は避ける。
・大きい靴は選ばない(踵部分に間が開く=足が滑る→つま先部分に負担がかかる)。
・土踏まずの部分が、自分自身の足と靴が合っているのを選ぶ。
以上の点を注意して、自分の靴にきちんとあった靴を選ぶようにしましょう!
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- カテゴリ: 外反母趾症状記事
- 投稿日:2015.01.23
- 投稿者:ashiyubi-kingdom