外反拇指でおしゃれな靴が履けない方へのおすすめ改善法
気候もさわやか
過ごしやすい季節になって来ました。
こんな時はおしゃれな靴を履いてお出かけしたいものですね。
しかし靴が選びたくても選べないという方がいらっしゃいます?
「え、何で?」
と思う方もいると思います。
それは外反母指で足に痛みが出ている方がいるからです。
このブログをご覧になられている方の足は大丈夫でしょうか?
当たり前のように好きな靴を履いてお出かけできる方には想像が
つかないかもしれませんが、こと女性にとってオシャレが
したくてもできないと言う状況はとても辛いものですよね。
そもそも外反拇指とは何でしょうか?
足の親指が小指側に変形して中心からみると外側に曲がって見えることから
外反拇指と呼ばれています。
親指の角度によって軽度から重度まであり
酷くなると手術をしなければいけない場合もあります。
しかし手術をしても痛みが治る成功率は50%とも言われております。
一般的には女性に多く見られ
ヒールや靴のせいだとも言われていたり、遺伝的要素も関連していると言われていますが
実際は子供や男性にも見られるのでそれだけが原因ではないと思われております。
原因は足の退化にあった?!
では外反拇指の原因は何か?
気になる所ですよね。
私たちも多くの患者様を診てきた経験からも言えることですが
一つにそれは足の退化にあると言えます。
退化
この項目では、生物の退化について説明しています。数学における退化については「退化 (数学)」をご覧ください。 退化(たいか)とは、生物の個体発生もしくは系統発生の過程において、特定の器官、組織、細胞、あるいは個体全体が次第に縮小、単純化、時には消失することである[1]。一般語としての退化は進化の対義語と位置づけられ得る[2]が、生物学において退化は進化の一側面であり、対義語ではない[3]。
つまり 使われていない事により足自体の機能が衰えてしまっているということです。
主に退化しているのは足を支えている筋肉です。特に問題となるのが足の指と指の間の筋肉骨間筋です。
骨と骨の間の筋肉を上手に使えていないことが原因で筋肉が硬くなり、骨をひっぱって指を曲げてしまうのです。
使いすぎても筋肉は硬くなりますが使わなすぎても硬くなります。現代人はあまり歩かなくなったと言われています。
しっかり歩いている人の足は筋肉が使われているのでアーチという弓なりの形状になります。
歩いていない人は逆に偏平足になり足が外に開いたような形になってしまっています。
この形状だと直に衝撃を受けてしまうので痛みが出やすいというわけです。
ですからしっかりと筋肉をトレーニングして元のアーチのある形状にしていけば痛みはだんだんと引いて行くのです。
丸秘トレーニング
外反拇指に関する本や、トレーニング方法、サポーターやグッズなどは色々ありますが今日は
前記の足の間の筋肉を緩めて負担を減らす方法をご紹介します。
指ぐるぐるトレーニング
1足の親指の間の硬い筋肉の部分に指を引っ掛けて固定する
2反対の手で親指を持って内側外側にぐるぐると回す
3指を甲から指先まで順に下ろしてく(硬いところは入念に)
4指の筋肉だけでなく骨の際の硬いところにも接触してそこも同じように
ぐるぐるまわして刺激を伝える
5慣れてきたら足の裏側の硬いところにも刺激を加えて
両面から緩めていく6親指がまんべんなく出来たら薬指、中指と小指まで同様に刺激を入れるのを繰り返していく
やってみると分かると思いますが硬いところや骨の際などは刺激すると結構痛いと思います。
ためしに症状の軽い側の指と比べてみると分かります。それだけ足が固まってしまっている証拠と言う訳ですね。
トレーニングを続けることで次第に指の筋肉が柔らかくなりその状態で歩行をきちんとすることで次第に足のアーチが回復してきます。
その他の筋肉のトレーニング方法などはまた後日お伝えするとして
今回は固まって退化した足を元に戻すというところに着目したトレーニング方法をご紹介しました。
最後に
体が悪くなるのは早いものですがトレーニングなど元に戻したり良くする為には少々根気がいるものです。
痛いときは深刻に考えますがいくつになっても体は元にもどるから大丈夫と気持ちを持って
少しずつ体の変化に注目しながら頑張ってやって行きましょう!最初と比べて指が開きやすくなった地面を掴みやすくなったなどの変化が現れてきます。
固まった部分に動きが出てくれば次第に痛みが引いてきます。まずは動きの部分に注目です。
少しずつ改善して行く事できっと以前のようにおしゃれをして町にくり出せるようになるはず。早く直したい、何か分からない事があるときは気軽にご連絡ください。
- カテゴリ: 外反母趾症状記事
- 投稿日:2015.10.18
- 投稿者:ashiyubi-kingdom