夏に向けて外反母趾を改善しよう!
だんだん温くなり外に出かける頻度も増えてくるかと思います。
夏場はサンダルや開放的な衣服、靴を履いて出かける機会も多くなりますね。
そんなときに外反母趾で足が変形していたり痛みが足にあれば気持ちよく行動ができませんね。
夏までに足の痛みや不調を少しでも改善して海や山にお出かけしましょう!
外反母趾の原因
指が出ているら痛い?
外反母趾は指が出っ張っているから痛い!
そう思っている方はいらっしゃいませんか?
外反母趾の方は親指が捻じれながら外側に突出していて出ている所に衝撃が
来ると痛みが出ます。ですので親指が出ているから痛いと思うかもしれません。
しかしこれは結果的に変形しているのであって実は出っ張っているから
痛いのではありません。
実際指の形が変形していても痛く無いと言う人も沢山いらっしゃいます。
では何故形が悪くても痛い人と痛くない人がいるのでしょうか?
それはまず外反母趾のメカニズムから知る必要があるのです。
外反母趾と偏平足
外反母趾は偏平足を伴います。これはアーチという足の弓なりの形が崩れて
横に広がったような状態になってしまうことです。外反母趾とこのアーチはとても
重要な繋がりがあるのです。何のために人の足はカーブを描いているのでしょうか?
それは重力に逆らい体を支えるためです。
この絶妙なカーブによって体重を支えて体の負担を減らしてくれているのです。
このアーチが崩れてくると負担が直接からだにまで影響するので足だけでなく
全身に悪影響をもたらします。外反母趾の方はご自分の足を見ていただけると分かると思いますが
弓なりが減少して横にべたっと開いてしまっているような足の形をしていませんか?
そしてその状態で固まってしまっているので、指を曲げたり開こうと思っても
上手くうごかせなくなってしまっているのです。もう一度外反母趾の方は今度は
足をグーパーしてみてください。特に痛みや変形が酷い方の足と良い方を比べて見てください。
悪い方の動きの方がぎこちなくありませんか?
外反母趾の原因は指の形よりも先にこの硬さが問題になってきます。
何で硬くなったか?
これには靴のせいや、運動不足、遺伝と様々ですが硬くなったものは生まれつきを
除いて必ず元に戻ります。ただその過程で戻りやすい場合があります。
それは足先だけが問題じゃなくて脛や腿などの上の部分、
さらにはお腹や内臓などの調子が悪くてかばっていたり
血流が悪くなり足が戻りやすいという人もいます。
ですので整体では痛いところではなく足を硬くして
歪めているところを治すといった感じです。
足が元通りに柔らかくなれば足にクッション性が戻ってくるので、
衝撃を受けとめやすくなります。
結局痛みの原因は?
話が戻りますがでは足の変形ではなく何が原因かと言えば足が退化したことにより、
指回りとくに指の間に柔軟性が無くなったことで飛び出ている親指に
全部負担が行った結果痛みが出ている状態。それが外反母趾なのです。
ですから足の関節、筋肉に柔軟性が戻り。衝撃を受け流せるようになれば
100の力で親指に受けていた負担が80になり50になりと減って
行き最終的に0になって行きます。
これを足の指の形だけで見ていると他の部分は硬いままなので根本的には変わりません。
その場しのぎであったり、痛みに変化が無かったりという事になってしまいかねません。
指を柔らかくするために
一番簡単なものはまずはほぐすこと、特に指と指の間の筋肉。
ここが一番硬くなりやすくまた親指に直接関係するところでもあります。
ここをクリームなどをつけて骨の際から少し強めに擦るように解してください。
足の両側から指で掴んで握ってもらえばその硬さが少しずつ変わっていくのがわかると思います。
この指の硬さを指標にして少しずつ柔らかさを取り戻していきましょう。
先ほどお伝えしたように指だけが問題じゃない場合もあるので全身の
血流や特に下半身の血流は大事です。
そのためには内臓を労わるために運動をしたり(歩いたり)、食事に気をつけたり
睡眠をとったりと一見関係ないことも重要になってきます。
その方が全体的に早く良くなるからです。まずは1ヶ月しっかりやってみて
初めと硬さの違いや指の開き方を比べて見ましょう。
痛み自体は人によって治るスピードに個人差があります。
あせらずに、柔らかさや動きの違いをチェックしてしっかりと
柔軟性を取り戻していけば徐々に変化が出てくるはずです。
この夏は好きな服や靴を履いて外に出かけたいものですね!
いまからそれまでにしっかりケアをして最高の夏を迎えましょう。
- カテゴリ: 外反母趾症状記事
- 投稿日:2016.05.19
- 投稿者:ashiyubi-kingdom