歩き方を変えないと外反母趾は改善できない!?
今回のブログは、外反母趾でお悩みの方に、歩き方が原因で外反母趾になっているケースがありましたのでご紹介します。
このブログを読むことで、「え!!」とおもうことや外反母趾の改善の手がかりになるかも知れませんよ。
まずここで、皆さんに知ってもらいたい事があります!!
外反母趾の痛みの原因は、長年の『悪い歩き方』によって親指の付け根に過度のストレスが蓄積された結果で起きているのです。
そして、親指の筋肉を上手く使えていないことで外反母趾になり、「親指が曲がる・偏平足になる・たこが足の裏にできる」などの症状が出ます。
時々、歩いていない時でも患部がズキズキと痛む方がいますが、それは長時間の歩行の後に発症するもので、やはりこの症状も歩き方に問題があるといえます。
歩き方について
「悪い歩き方」
歩き始める時に足全体で地面についている。
歩くときも地面を蹴らず、ぺたぺたと歩いていると足の筋肉をあまり使っておらず、地面からの衝撃をまともに受けている。
この歩き方を続けると、親指の付け根だけに衝撃が加えられてしまい、他の筋肉は働かないようになる。結果として、親指だけが痛い、偏平足になる、たこ・魚の目ができることになります。
踵の骨と親指の付け根の骨の大きさを比べて足を地面につけてみてください。
親指の付け根の骨のほうが小さいので、衝撃を受けやすい構造のなっているのが分かるとおもいます。
良い歩き方
歩行時の足裏の体重移動は、かかとから親指方向へ通過することが理想です。
「悪い歩き方」はこの体重移動が指の付け根で止まってしまっています。
私たちは毎日、かなりの歩数を歩いていますが、親指を使わずに指の付け根だけで歩いている習慣があると、足の親指(痛い所))に歩いた歩数分の負荷がかかっていることになります。
この負荷の積み重ねが長年にわたって継続されると、靴を履いていない状態でも親指の付け根がズキズキと痛んでくるようになります。
こうなると、重症度が高くなり、いくら自分で外反母趾のグッツを買ってやっても痛みは取れなくなります。
まず、今からでもいいので、歩く際はかかとから地面に接地して、足の指の付け根全体を使って地面を蹴るように意識してみてください。
足裏の体重移動で理想は かかと → 小指付け根 → 親指付け根 → 親指の順番で すが、外反母趾の方は親指の付け根で止まってしまうことが多いので、自分の歩き方と照らし合わせてみて意識して歩いてください。
最初はぎこちないかもしれませんが、歩き方を変えないと外反母趾はどんどん進行していきます。慣れてくれば無意識にできるようになります。
併発する症状
足裏にできるタコのほとんどが親指から小指にかけての指の付け根の部分で、これも指を使わずに指の付け根で歩いているから付け根にできます。
この体重移動が小指の付け根で止まれば内反小趾、親指の付け根で止まればタコや魚の目、偏平足の大きく関与します。
外反母趾は親指の曲がりばかりに意識を向けがちですが、親指の付け根を横から観察すると、そのほとんどが太く膨らんでいて、急性炎症の腫れとは違い骨が飛び出ているような感じになっています。
この状態は、毎日の歩行で親指の付け根が地面に叩きつけられて体重を支え続けることで、親指の付け根の骨の骨膜や毛細血管が破壊され骨化したものになります。
まとめ
外反母趾の痛みを改善させるためには、親指の付け根にストレスを蓄積させない歩き方をすることが必要不可欠になります。
今回は、外反母趾の方の歩き方について書いていましたが、あなたに当てはまることはありませんでしたか?
外反母趾と聞くと、ヒールの履きすぎや歩きすぎで発症するイメージを持ってある方が多くいらっしゃいますが、実は「歩き方や体のゆがみ(姿勢の悪さ)」が原因で外反母趾になっている事が大半です。
人間は1日歩かないという日はないとおもいます。
外反母趾になっていたら、歩くたびに足に衝撃が加わり、特に体に癖があると同じ部位にずっと負担がかかります。
もう、外反母趾で悩みたくないですよね?
足を使わない生活はできないので、早く悩みを解消してほしいです。
もし、どこに行けばいいのか分からないなら、福岡外反母趾センターに1度相談してみてはいかがでしょうか。
- カテゴリ: 外反母趾症状記事
- 投稿日:2018.08.23
- 投稿者:ashiyubi-kingdom