コレだけは押さえていれば大丈夫!!外反母趾を改善するセルフケアのポイント
今回は、外反母趾で悩んでいる方に、外反母趾について知っておいたほうが良いポイントと自宅でのセルフケアについてピックアップして書きます。
ヒールを履く方や長時間立ち仕事をされる方に多い外反母趾ですが、近年、特に外反母趾で悩んでいる方が多くなっています。
本当にひどい方は、指が他の指に乗っている、親指がくの字に変形して痛い・靴が入らない、
母指に加え、小指が痛い・魚の目ができて歩くのが辛いなどの症状がでて、生活や仕事に影響します。
あなたは、こんな症状出ていませんか?
- 外反母趾かも知れないとおもっているけれど、どこに行けばいいのか分からない。
- ネットで外反母趾のことを調べると、骨を削る手術をしないといけないと書いてあり不安、
- このままが痛みを我慢して生活するのも苦痛。
などのお悩みないですか?
そんな悩みを抱えている方に、外反母趾とはどうやってなるのか、どう治療していけば改善するのかをお伝えします。
外反母趾の症状
特徴的な症状は足の母指(親指・母趾)の先が人差し指のほうに「くの字」に曲がり、親指のつけ根の関節の内側の突き出たところが痛みます。
その突き出たところが靴に当たって炎症を起こし、歩く時や立っている時に痛みが出ます。ひどい方は、何もしていなくても痛い・靴を履くのが嫌になり、仕事や生活の中で痛みを絶えながら生活しないといけなくなります。
原因と併発症状
現在、主流となっている外反母趾の一番の原因は靴を履くことで、幅の狭いつま先が細くなった靴や硬い靴を履くと母指のつけ根から先が圧迫されて変形します。ヒールの高い靴はつけ根にかかる力が増えてさらに変形を強くします。
また、履物の次に多いのが、体重の増加や足の筋力が低下しておこります。
普段の生活の中で、食生活や運動などを日頃からやっていない方は外反母趾になる可能性が高くなります。
更に、外反母趾の方に多いのが、「偏平足」の方です。
偏平足とは、足の裏の内側のアーチが崩れて足の裏が地面にペタッとくっついている事をいいます。
また、10代で起こるものは母指が人差し指より長かったり、生まれつき偏平足ぎみであったりすることで外反母趾になりやすい特徴があります
外反母趾の重症度
変形は見た目に明らかで、痛みがどの程度痛いか、どんな時に痛いかで変わります。
母指の飛び出しを指で押すと痛む、靴を履いたときに痛む、靴を脱いでも痛むなどに分けられます。
特に重症なのが、靴を脱いでいても痛い方や親指が他の指に乗っている方は、最悪病院で手術になります。
外反母趾予防
・母指のつけ根はフィットして先はゆったりとした履物を選びます。
・足の指のすべての指の間の筋肉をマッサージする。
・両足の親指に輪ゴムをかけて足先を開く体操をする。
・ゴルフボールで足の裏をゴロゴロして筋肉を緩める。
外反母趾が改善していく過程
外反母趾でお悩みの方の中には、「変形しているし、治らない!」と思って、何年も放置している方がいます。
しかし、原因は様々で、体のゆがみ・内臓・頭蓋骨・筋肉の問題などがあります。
「足が変形しているから、変形している所を治さないと痛みが治らない。」と思っていませんか?
最近分かってきたのが、外反母趾の変形と痛みは別の原因で起きている事があるということです。
変形に関しては、関節が歪んで骨が「くの字」に曲がっているので、関節と骨を調整しないといけません。
しかし、痛みは普段の体の使い方が悪くて、体に何らかの負担がかかって体が歪み、体の軸がぶれて足に影響し、足の内側に体重が乗って外反母趾になり、足の親指に負担がかかって、靴にぶつかり痛みとなっていることがわかってきました。
まとめ
今、外反母趾でお悩みなら、まずは自分の足がどんな状態なのか観察してみてください。
外反母趾で来院される方の大半は、痛みが出てから生活や仕事に影響しだしてから来られます。
しかし、中には変形していないが、痛みがある方もいらっしゃいます。
外反母趾の痛みは、自分の力では予防や軽減させることはできますが、根本的に痛みを繰り返さないようにすることは不可能に近いです。
まず、自分で何とかできないか!とお考えなら、まずは外反母趾について知りましょう。
そして、適切なメンテナンスを日々行っていけば、それ以上ひどくならないかも知れません。
それでも、痛みや変形の改善がみられない方や病院にいくのが恐い、骨を削りたくない方は、1回専門的に診てもらえる整体などにいってみてはいかがでしょうか?
あなたの日々の体のお悩みが1日でも早く治ることを心より祈っています。
- カテゴリ: 外反母趾症状記事
- 投稿日:2018.05.30
- 投稿者:ashiyubi-kingdom