外反母趾になっている方必見!!共通する3つの癖とは?
みなさん「外反母趾」はどんな症状か知っていますか?
その名の通り、足の親指(母指)が内側に曲がってしまう、痛みがでることが一般的で、変形・痛みのどちらかしか出ない場合もあります。
ひどい場合は、親指が他の指に乗っている、何もしていなくてもズキズキ痛むといった症状が出て、歩くのも困難な状態になります。
僕自身、外反母趾の治療をする前は、「ヒールの履きすぎで外反母趾になるのでは?」と思っていましたが、実は近年では年齢・性別問わず外反母趾で悩んでいる方が多いのです。
性別でいえば、女性のほうが断然多いのですが、男性も気づいてないうちに外反母趾になり、痛みが出て初めて「ん?足の指がおかしいぞ!!」とおもい来院される方が多くなっています。
では、本題に入っていきますが、今回は3人の患者さんを診て共通点があり、この共通点を改善することで、痛みや変形が改善していったのでご紹介していきます。
その壱(歩き方が悪かった)
まず歩き方ですが、外反母趾の方の8割が「ぺたぺた歩き」をしています。
ぺたぺた歩きとは、歩く際に踵から地面に接地せず、足全体で地面に足をついてしまい、更に足を地面から蹴りだす際に指全体を使えてないことです。
この歩き方をすると、親指にダイレクトに負担がかかり、親指の付け根の関節が傷み変形していきます。更に、女性はハイヒールや細い靴を履きますので負担は倍増して変形や痛みが増強していきます。
この歩き方を続けて行くと、どんどん症状が悪化しますので早めに受診したほうがいいかと思います。※最悪手術するしか方法がなくなりますので。
良い歩き方
では、外反母趾にならない、それ以上進行しないようにする為にも、日頃から実行できる歩き方を紹介します。
まず、歩く際に地面をつく順番ですが、踵(かかと)→(小指)→(親指)の順に接地します。そして、しっかり指全体で地面をけるように意識して歩いてみてください。
最初は慣れないかもしれませんが、この歩き方をしないと外反母趾の改善もですが、足の裏に魚の目や硬いたこができて更に痛みが出て歩くのが困難になります。
その弐(内臓疲労がある)
え!内臓疲労?と思われるかもしれませんが、痛みの原因に内臓が影響していて、内臓調整をしていくと「痛みが改善しました。」という方が多くいました。
中には、内臓ではなく他の部位が原因になっていることもありますが、しっかり検査をして根本原因となっているところを見つければ、症状は軽減していくことが多いです。
そもそも内臓疲労ですが、日常生活の中での姿勢や食事・運動・睡眠などが関係して内臓に負担がかかり、内臓が疲れて固まってしまうことです。
そうすると、内臓の周りの筋膜が引っ張られ血液の循環が悪くなる、または筋膜のゆがみが出て足に影響して、外反母趾や巻き爪などの足の症状につながります。
その参(足のケアができていない)
あなたがお風呂に入って体を洗うときに、足の指の間や足の裏を丁寧に洗っていますか?
足は、一番体重を支えるところで、体の癖がはっきり出るところです。
この足を適当に洗っていると気づかないうちに大変なことになっているかもしれません。
例えば、あなたの靴の裏を見てみてください。
そこにはあなたの人生がくっきり見えます。何を言っているのか。と思われるかも知れませんが、靴の擦れ方次第では、将来膝が変形する、水がたまる、重度の外反母趾や巻き爪になることを教えてくれます。
足のケアは日頃から行うことが大事で、これをしている人としてない人では全然違います。
外反母趾の方は、指の間の筋肉が使えてないことで筋肉が硬くなります。ここにクリームを塗ってマッサージしてあげると効果が出ます。
やり方
まずクリームを適量手に取り、足の指の間を足首の方から指の方向に円を書くようにマッサージしていきます。そして、特に指の先の方は硬くなりやすいので足の表裏からつまんで念入りにやってください。
クリームは市販のボディークリームでもいいですが、できれば尿素入りのクリームやワセリンのほうが保湿効果に優れていますのでおすすめです。
お風呂上りにするのがベストですが、朝起きてからでもいいので必ず一日一回は行ってください。そうすることで足の固まった細胞がよみがえります。
まとめ
今回は外反母趾の方に共通していることについて書きました。
もし当てはまることがありましたら、参考にして頂き、今すぐにでも取り入れられるとおもいます。
最初、外反母趾でこられる方は、大半以上が靴や姿勢の悪さを原因ではないかといわれます。しかし、実際検査をしてみると、足ではなく他のところが原因になっていることのほうが多く、根本的なところを見つけない限り症状はひどくなっていきます。
自分でも、先生の話を聞いてご自宅や生活のなかで意識してケアをやってくことと、きちんとした頻度の通院ときちんとした施術をしていかなければ外反母趾は改善する確立が下がってきますので、もしお困りでしたら早めの受診をおすすめします。
- カテゴリ: 外反母趾症状記事
- 投稿日:2018.09.21
- 投稿者:ashiyubi-kingdom