あなたの歩き方 危険かも!?
ベタベタ歩き
日ごろどれだけ歩いていますか?バスや電車通勤の駅から家までまたは、
会社までの時間ぐらいしかあるいていないという方は多いのでは無いでしょうか。
10分でも20分でもまったく歩かないよりはマシですが、
血液循環という概念から言うと最大心拍数の8割ぐらい(少し早め)で15分以上が
効果的といわれています。
中には1日1万歩歩いているという方もいらっしゃることでしょう。
しかし歩く時間とともに歩き方も大切なのです。正しい歩き方できているでしょうか?
外反母趾で悩まれている方はおそらく正しい歩行ができていないのではと思われます。
正しい歩行
そもそも正しい歩行とは?
かかとから着地して指先に抜けると一般的に言われていますが
これは本来の生物学的な歩行からしたら不自然なことだそうです。
本来の猿だった人類はかかと、親指、小指の3点を同時について歩行している。これが正しい歩行なのです。
膝は軽度屈曲。確かに軍隊のような膝の伸びきった歩行は見た目は凛として綺麗かもしれません。
またヒールではこのような歩き方になりますが、これは本来の歩き方ではないということなのです。
更に言うと外反母趾の人はこの3点をうまく使えていません。
ベタベタと歩くようなおかしな歩き方になっている方が多いのです。
これは偏平足や足の指と指が開いている開帳足の方に見受けられる歩き方です。
足の裏を見ると指の付け根にタコができていたりします。つまり指の付け根で歩いているということです。
3点が、1点や2点を使ってしか歩けていない状況になってしまっています。
そうすると使わないところが出てくるのですが、使わない筋肉が退化することにより余計に
足の指が硬くなり結果外反母趾を引き起こします。
ですから間違った歩き方で歩いていると運動としてはよいかもしれませんが
足の負担やバランスに関してはあまり良い影響を与えないということになります。
歩行のために大切なこと
正しい歩行をしようとしても足の形状がそもそも正しく歩きにくい状態だと意識してもなかなか上手く歩けないということが起こります。
それを歩きやすくするのが整体ですが、自分でもバランスをとることで正しい足に戻すことができます。
本来は外反母趾も足だけの問題ではなく、体のバランスつまり足以外の部分をかばって足にいらない負担がかかった結果
親指に変形が起こるということが多々あります。この場合の原因はたとえば首であったり、
お腹や内臓などが下垂している状態をあしでバランスをとろうとしてなるということが考えられます。
こういった原因はなかなか自分では分かりにくいと思いますのでプロに任せるとして、
自分でできることは足のケアです。そのために必要なことは筋トレやマッサージです。
基本的な運動
グーパー運動
単純ですが意外とできないのが足のグーパー運動です。
足の指は手と同じように物を掴んだりできるような造りになっていますが、
普段指の一本一本を曲げる事があまりないために退化してしっかりと
地面を掴むことができなくなってしまっています。
これを戻すためには指の力を取り戻すほかにありません。そのための運動がタオルを手繰り寄せたり、
このグーパーする運動になります。初めはうまく指が動かせないかもしれませんが
続けていくことによりだんだんと動かせるようになってきます。
地道に継続することが重要です。
足の指をそれぞれ使う
次に必要なのは指の一つ、一つを動かすこと。
隣の指が動かないように固定して目標の指だけを曲げたり、伸ばしたりするようにしてみてください。
これも初めはまったく動かない指があると思います。
しかしトレーニングを重ねることで不思議と筋力が戻って来て動くようになってきます。
特に動かしにくい指があるはずなのでそこを中心に。ヒールを履いている人は特に
足の先が圧迫されていて曲がって伸びなくなっている人が多いです、
ご自身の指を見た時しっかり指が先まで伸びていますか?
曲がっていたら要注意です。しっかりと指が使えていない証拠です。
またヒールを履いている人は指の付け根を見たときにタコができていたりします。
これが酷くなると指元から指が曲がり変形してさらに歩きかたがおかしくなります。
普通に歩こうと意識してもベタベタ歩きになってしまいかねません。
まずは足の筋力を取り戻し緩めることでしっかり歩けるようにする。
そうすれば負担が減って自然と痛みも消失していきます。
繰り返さないために
痛みが取れても癖によっては繰り返す人もいますその他に原因がある場合、
内臓や骨盤の歪みも良くすれば万全です。この辺はプロに蒔かせるとして
足のケアと歩行の意識を変えることから始めましょう!
- カテゴリ:外反母趾症状記事
- 投稿日:2016.11.08
- 投稿者:ashiyubi-kingdom