あなたの体も歪んでいるかも?外反母趾のバランスチェック
歪みとは
外反母趾でお困りのあなた。外反母趾は体の使い方による足の歪みです。実はあなたの体全体が歪んでいるかも?
では歪みってそもそもなんでしょう?人間には必ず聞き手や聞き足などの癖があります。
同じ筋肉ばかり使っていると使用している筋肉が疲労して緊張が強くなります。
その状態でずっと生活していると綱引きのようにその筋肉に引っ張られて倒れてしまいます。
そうならないように体を元に戻そうと補正する力が歪みになります。
本来ならこの歪みは寝ている間にリセットされて次の日には戻るはずなんですが
体に疲労が溜まっていて戻す力が衰えているとリセットされずにどんどん悪化して行くのです。
そうなると体に痛みや、不調が出てきます。外反母趾は簡単に言うと足の指の歪みにあたります。
足の使い方が上手く使えていないので筋肉が退化して硬くなり親指の方向へ負担がかかり痛みが出ている状態。
それが外反母趾の正体です。
ゆがみをチェックしてみよう!
力を抜いてまっすぐにかかとをつけて立ち、1分間そのままでいることに意識を集中させてください。
すると次第に体が動いたり、ゆれたり、ぶれたりしてくると思います。その方向へ体が歪んでいるということです。
例えば前後に特に強く前に引っ張られているとすれば、前に普段から重心があるということです。
左右に揺れるなら揺れが強い方で普段立っているのかもしれません。
回転するように揺れる人は体が捻じれている可能性があります。
慣れてきたら意識を細かくして足の裏に向けてください。
足の裏のどこに一番引っ張られるでしょうか?親指側でしょうか?小指側でしょうか?それともかかとでしょうか?
同じ右に揺れる人でも右の親指側で立っている人と、小指側で立っている人、つま先側でたっている人、踵側で立っている人がいます。
あなたの体はどこが一番落ち着くでしょうか?
足元から全身へ
外反母趾に話を戻しましょう。外反母趾は先ほども述べたように足の指の退化です。
足の指の筋肉をしっかり使えていないために足がこわばり変形した結果親指に負担が来て痛みがでている状態。
それが外反母趾の正体です。
足は基盤となる場所、建築物で言う所の床の部分なのでここが歪んでいると、その歪みが上がって上にも影響します。
また強い痛みを抱えている人は無意識に体がかばおうとするのでその歪が膝、股関節、腰、肩。首と上がってきます。
手術で治るのか?
外反母趾で思いつくのが手術です。確かに手術で痛みが改善した人も沢山いらっしゃいますし、
本当に変形が酷くなってしまった場合には手術必要になってきます。しかしリスクもあります。
実際手術をしたが痛みは変わらなかったとか、手術をして足の痛みは良くなったが他の部分、
股関節や腰に痛みが出てきたという人もいらっしゃいます。
これは手術でバランスが変わることで今までと負担がかかる場所が変わってきて、他の部分に痛みがでるパターンです。
ですから手術で良くなる可能性は50%とも言われております。こればかりは分からない未知なる部分があるという事は頭に入れておいてください。
お医者さんが有能で手術自体は成功しても、人間の体は複雑繊細でどうなるか分からない部分を持っているということなのです。
まずは足を緩める
では改善方法はと言うと、退化した筋肉をもとに戻せば理論的に痛みは軽減していきます。
そのためには筋肉をほぐすのことと、動かすことです。
以前にも挙げた足をグーパーする運動やタオルを手繰り寄せる運動をして普段使っていなかった筋力取り戻しましょう!
グーパー体操
足の指を開いたり閉じたりと言う動きを1日30回続ける運動です。
普段私たちは地面をつかむような足の指を曲げる動きをあまりしていないものです。
ですからこの使っていない筋肉を意識的に動かすのがこの運動の目的です。
最後に
人間の体には自然治癒力と言って独りでに良くしようとする力が備わっています。
それは80歳になっても100歳になってもある力です。大切なことは諦めないという事です。
時間はかかっても必ず体は回復していきます。
地道に運動を重ねること体は少しずつ以前の状態に戻ってきます。
変化を意識しながら頑張って行きましょう!
- カテゴリ:外反母趾症状記事
- 投稿日:2015.12.22
- 投稿者:ashiyubi-kingdom